クライアントインタビュー行政書士 横須賀てるひさ様

今回は、行政書士横須賀事務所 代表、横須賀てるひささんにお話を伺いました。(聞き手:セールス・ジャーナリスト 村中明彦)

横須賀てるひさ氏略歴

1979年、埼玉県行田市生まれ。専修大学法学部法律学科卒業後、ベンチャー企業に就職するが突然の解雇。一念発起し、在学中に取得した行政書士の資格でもって「行政書士横須賀事務所」として開業、弱者の戦略とブログ営業術で営業を展開する。

2004年にはアクセス数全国No.1(楽天日記)を達成する。現在もブログ営業術を駆使しながら、自らが起業した経験を活かして、起業支援専門の行政書士事務所を運営。

その一環としてライブドア企業塾などで起業家セミナー講師としても精力的に活動中。

横須賀てるひさ氏

パワーコンテンツジャパン株式会社 代表取締役

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楽天日記アクセス1位獲得。同時に生まれた文章術の悩み

– 横須賀さんが水野浩志を知ったきっかけは?

いちばん最初に知り合ったのは知人の税理士の紹介を通じてです。その時は、こんな人もいるんだな程度の薄い印象しかありませんでした。しかし、2004年に水野さんの「文章セミナー」を受講してからは印象が一変しました。

 

– その文章セミナーを受けようと思った理由は?

その頃の私は楽天日記の執筆に全力を注いでいました。1月には月間10,000アクセスを達成し、2004年の7月には資格日記でアクセス第一位を獲得するまでに至りました。しかし、アクセス数が伸びると同時に、文章の内容面での悩みが増えてきました。 

 

– どのような悩みが?

アクセス数が増える、つまり読者が増えてくると、そのうちにいろいろな事を言われるようになりまして、中には「いつも内容いっしょだよね」といった否定的な意見もありました。 

 

– それを聞いてどう思いましたか?

悔しいけど否定できないなと。自分が毎日、書いてあるのは『日記』なので、だから「いつも内容いっしょだよね」と言われれば、否定はできないわけです。私は否定されると燃えるタイプなので、奮起しましたが、しかし、どうも思考がハマッてしまい、一時期は日記を書くのが困難になりました。 

 

– どんなふうにハマッたのですか?

この状況を打破しようと文章の勉強などしてみる。するとこれまでの自分がいかに無自覚に文章を書いていたのか、いかに読者の事を考えなかったのかが分かってくる。自分はどうも公開する必要のない文章を公開していたのかもと思えて来る。しかし、それが分かっても、ではどうすれば文章を改善できるのか、具体的な道筋が見えず、次第に日記が書けなくなってきたのです。水野さんの文章セミナーを受講したのはちょうどそういう風に煮詰まっていた時期です。

文章セミナーを受講して何が変わったか?

– 文章セミナーを受講していかがでしたか?

非常に、非常に、参考になりました。「人に伝える」にはどうすれば良いのか、道筋がハッキリ見えてきた。 

 

– 例えばどんなノウハウが良かったですか?

「ハッピー折れ線グラフ」のメソッドなど良かったですね。自分の人生の良いところ悪いところを洗い出して、その両側を書くことで、文章に幅が出るという考え方でした。私の文章も、基本的には「自分さらけ出し系」ですが、さらけ出すばかりの一方通行でした。そうではなく、良い時、悪い時の両方を書くことで、読者の関心を惹く「幅」や「変化」が出てくるとのことでした。なるほど、このやり方はすぐに使えるなと。これ以外にも、さまざまな具体的なメソッドを教わり、非常に頭がスッキリしました。今では、ブログも日々すらすら書けます。

このままではセミナー講師として自分は成長が止まると感じた瞬間

– この他、「高品質セミナー構築セミナー」も受講いただいています。このセミナーを受けた動機は?

これも文章と同じパターンです。日記のアクセスが上がって、セミナー依頼が次々、舞い込むようになってきたのですが、そこでも文章と同様に『人に伝える』という面で煮詰まってきたのです。 

 

– 煮詰まりに気づいたきっかけは?

直接のきっかけは、ライブドア企業塾セミナーで、「カリスマブログ起業家による実践的ブログ活用講座」というタイトルでセミナーを行った時です。セミナーを終えた後、自分はこのままではいけないと思いました。

 

– アンケートの結果が悪かったのでしょうか?

いや、アンケートでは非常に好評だったのです。ただ、自分の中で、自分のセミナー品質に疑問を感じてしまったのです。その時は、3時間のセミナーだったのですが、もしや自分は、今までやってきた1時間半のセミナーを薄めて3時間にして話していたのかもしれない。2万5000円の金額を取った高額セミナーであるにも関わらず、果たしてこれでいいのか、これで本当にお客様にベストの自分を提供できているのかと。

 

– そのことに気づいて、次にとった対策は?

それがわからずに悩みました。自分で言うのも何ですが、それまでのセミナーでも、レジュメもきちんと作ったし、二時間のセミナーであれば、自分の部屋で二時間かけてリハーサルをしていたし、準備に手を抜いたということもなかったと思います。だが、今の自分のセミナーに何かが欠けていることは自覚できる。だが何が欠けているのかがよく分からない…… そうやって悶々としていた折に、水野さんが「高品質セミナー構築セミナー」を開催するとの知らせを得たので、とにかく行ってみようと思ったのです。

「高品質セミナー構築講座」は、押し売り宣言して薦めたいほどのスゴイ内容です

– セミナーを受講しての感想はいかがでしたか?

今まで受けたセミナーの中でも1、2を争うすごい内容でした。とにかく驚きました。 

 

– 具体的には?

内容もさることながら、「セミナーのセミナー」なんてハードルの高いことをよくやるなと。だって、そのテーマでもし内容が貧弱だったら、一気に評価を落とすでしょう。にも関わらず、冒頭から最後まで、堂々と落ち着いた話しぶりで、本当にすごいなと。

 

– セミナーを受けて、気づいたことは? 

自分が今までやってきたのは、ある意味「わがままなセミナー」だったのだなと。

 

– 「わがまま」と言いますと?

これまで自分は、セミナーというのは、お役立ち情報を集めて、それを順番に一生懸命話していけば、それでいいセミナーになるのだと思っていました。ですが、一生懸命「しゃべる」ことに意味はなくて、これはセミナーなのだから、どうやって聴衆に「伝える」のかが重要なのだということが分かりました。。具体的には「入低出高の法則」や「スパイラルアップ3分割構築法」などが印象深いノウハウでした。また「レジュメは不完全な方がいい場合がある」という理論も、目からウロコでした。また、何といっても素晴らしいのが、水野さんが説明する数々のメソッドが、実際に水野さんのセミナーの中で実演されていることです。この他のセミナーの具体的な内容は、ネタばらしになるので、ちょっとここでは言えないのですが、とにかくセミナーに関わる人は、一度は受講しておくべき内容だと思います。私としては、押し売り宣言をして、薦めたいほどです。 

 

– 水野メソッドは、どんな人にとっても有効だと思いますか?

ほぼどんな人にでも有効だと思います。ただし、すべて水野さんに依存しておんぶにだっこの人は、仮に水野さんのセミナーを聞いたとしても「いい話をきけた」と感心することはできても、自らの行動を変え、成果を出すことは難しいのだろうと思います。少々、偉そうな発言かもしれませんが、自戒の念を込める意味でもやはりそう思います。

 

– なるほど。今日は貴重なお話を有難うございました。